6to4の設定(WindowsXP編)


IPv6を有効にする

IPv6プロトコルスタックはWindowsXPのProfessional/HomeどちらのEditionに も含まれています。但し、OSをインストールしただけではIPv6が使用できる状 態にはなっていないので、コマンドプロンプトから"ipv6 install"と入力し、 IPv6プロトコルスタックをインストールします。なお、IPv6サービスはマイク ロソフト社の非サポートサービスですので、利用にあたっては自己責任でご利 用下さい。

C\>ipv6 install
実行後、10秒ほどすると"Succeeded"と表示され 、IPv6プロトコルスタックと関連ユーティリティがインストールされます。 こららをアンインストールするには、コマンドプロンプトから"ipv6 uninstall"と入力します。

ipv6インタフェースと経路情報を確認してみましょう。


図1 IPv6プロトコルスタックのインストール

6to4の設定

コマンドプロンプトから下記のようにタイプします。
netsh interface ipv6 6to4 set relay <6to4 relay IPv4addr> enable
KDDI研究所の6to4リレールータを利用するなら、
netsh interface ipv6 6to4 set relay kddilab.6to4.jp enable
とします。

ダイアルアップからのIPv6の利用例

ここではダイアルアップ接続でのIPv6利用例を説明します。利用した環境は次 のとおりです。

コンピュータ IBM ThinkPad X22
OS Windows XP Professional
モデム NTT-Docomo P-in m@ster
ISP IIJ4U (PIAFS 2.0)

なお、ISPはダイアルアップで接続した時にグローバルIPv4アドレスをアサイ ンしてくれるところであれば大丈夫です。プライベートアドレスしかアサイン してくれないISPではできません。

まず、ダイアルアップ接続を完了後、6to4を設定します。そして、6to4インタ フェースにIPv6グローバルアドレスが付いている事、経路情報ができている事 を確認します。そして、IPv6サイトにPingを飛ばしてみました。


図2 ダイアルアップ環境でのIPv6の利用(1)

更に、他にも繋がるでしょうか...


図3 ダイアルアップ環境でのIPv6の利用(2)

概ね、6to4実験でピアリングをしていただいているISP配下のホストは、ほぼ IPv4と同じRTTで戻ってきます。海外やピアリングされていないサイトは大き なRTTになっています。それでは、国内で一番有名なWWWサイト、KAMEプロジェ クトに接続してみましょう。


図4 ダイアルアップ環境でのIPv6の利用(3)

Webページの一番最後を見ると、自身の6to4アドレスで繋がっている事がわか ります。

以上、6to4を使うと手軽にIPv6アクセス環境が出来上がります。


Last modified: Mon Mar 11 10:36:15 JST 2002